※Futon Side Storiesの外の家族。
「こんにちは!山口久美子です。職業高校教員、二児の母です。」
「山口慎です。29歳、弁護士。・・・お前、歳は言わねぇの?」
「うっさいなぁ。いーんだよっ。」
「へぇ。」
「おとうさん、おかあさん、なにしてるの?」
「ああ、ちょっと頼まれてな。自己紹介してるんだ。」
「あたしもやるっ!」
「おれも!おれも!」
「じゃあ名前と歳を言ってご覧。まずお姉ちゃんから。」
「はぁい。やまぐちゆみこ、5さい。かみやまようちえんきりんぐみ。」
「えっとね、やまぐちりょう、4さい。かみやまようちえんうさぎぐみ。」
「すきなものは、うさぎのみっみーちゃんとりんごです。
しょうらいのゆめはけーきやさんとおはなやさんです。
がんばってぴーまんたべられるようになりましたっ。」
「おれのすきなのはでことらとしんかんせんとえふわんかーとからあげと
しごれんじゃーとあかまじんと、」
「ちょっとりょう、たくさんいいすぎー。」
「いいのっ。」
「はいはい、よく出来ました。お父さんとお母さんはご用があるからあっちで遊んでおいで。」
「「ええーっ。」」
「いい子には後でドーナツだぞー。」
「どーなつ?」
「そう。さ、遊んでおいで。」
「「はぁいっ。」」
「ふふっ、可愛いな。」
「ああ。可愛い。」
「なあ、慎。お前、若いのにこんな生活で本当に満足なのか?」
「ばーか。最高だよ。お前が居て、子供たちが居て。」
「////」
「それよりさ、これなんかするんだろ。」
「ああ。クイズ作ってくれってさ。」
「クイズ?」
「なんか難しい単語を並べなきゃならないらしい。」
「ふぅん。」
「なんか良いのないか?」
「そうだな、お前がこの前書いてた変な話あるだろ。」
「変な話とは何だ!超大作だぞ。」
「あれってそもそもタイトルとかあるのか?」
「おう!『ゆびわのきしとかえってきたおうさま』って言うんだ。」
「なんだそれ;どっかで聞いたようなタイトルだな。」
「まあいいじゃないか(バシバシ)。」
「イッテ、叩くなよ。それじゃあ駄目だな。」
「そうか?いいとおもうけどな。」
「元ネタの話はどうだ?」
「それのタイトルか?」
「そう。外国のファンタジーなんだろう?」
「ああ。有名な小説だよ。ファンタジーの金字塔だな。うんうん。」
「じゃあそのタイトルを英語で、でどうだろう。」
「いいんじゃないかな。小文字でスペース抜き。」
「定冠詞と複数形も忘れずに。」
「よし。さーてと、次回作の構想を練るか。」
「まだやる気なのか?」
「あったり前だ。今度はな、っておい、ちゃんと聞けよー。」
「(やれやれ)」
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